逆SEO対策で37ヵ月の懲役刑が言い渡されました。

米テキサス州北部地区連邦地方裁判所は、評判を貶める逆SEO対策にて、個人や企業の評判を傷つけると脅し、不当にお金を要求した “ウィリアム・スタンリー被告 (William Stanley)”に対し、37ヵ月の懲役刑と174,888ドル(日本円で2,062万円以上)の支払いを命じました。

裁判所によると、ウィリアム被告は、2009年11月に米ゼネラル・エレクトリック(GE)とSEO対策を含めるレピュテーション・マネジメントの業務契約を結びましたが、その一年後に業務契約外の行為を行ったとして、GEから契約解除を求められました。ウィリアム被告は、業務契約外の行為の他に、GEに関連させた複数の詐欺サイトを制作しており、これらはGEの評判を貶めることができるものでした。被告は、業務契約の解除とそれらのサイト管理権を譲渡する代わりとして追加金を要求。GEはこの要求応じて合計80,000ドルの支払いをしましたが、その後、他人を装って海外から脅迫(不当なレビューやネガティブな書込みを行うとの内容の)メールや電話をし、お金を送るように要求。GEは4回に分けて29,556ドルをルーマニアにいたウィリアム被告に送金しました。

米政府によると、ウィリアム被告による同件に似た逆SEOでの脅迫は、GEなどの企業や個人も含めると、40から45件ほどの被害者がいるとしています。

大きい企業であればあるほど、SEOが及ぼす影響が大きいため、恐らくこのような不当な要求に応じたんだと思いますが、同じ同業者として看過できない行為です。

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