Google「ランキング要因のTOP3」が判明

Google検索のランキング要因TOP3が明かされる

先週23日に開かれたGoogleの質問サービス「Google Q&A」の中で、ランキング要因のトップ1と2が明らかにされました。これにより、Google ランキング要因のトップ3の全てが判明いたしました。

昨年Googleは、ランクブレイン (RankBrain)が、3番目に重要なランキング要因であると公表しましたが、これまで1番と2番のランキング要因は明らかにされていませんでした。しかし、先週行われた「Google Q&A」内にて、Googleのサーチクオリティ・シニアストラテジストである”アンドレ・リパッセ氏 (Andrey Lipattsev)”によって、トップ2が「コンテンツ」と「被リンク」であることが明らかになりました。リパッセ氏は、以下のように答えてくれました。

トップ2が何なのか教えることが出来ます。まずはコンテンツ。そしてあなたのサイトに向けられているリンク(被リンク)です。

Google検索のランキング要因トップ3は次のようになります。

  • 1 & 2番 「コンテンツ」と「被リンク
  • 3番  「ランクブレイン (RankBrain)

残念ながら、「コンテンツ」と「被リンク」のどちらかがトップであるとまでは教えてくれませんでしたが、両者ともに相互作用の間柄ではあるので、両方とも同じくらい重要であると考えて対策を行えば良いかと考えられます。

では、3番目に重要である「ランクブレイン」にはどのように対処したら良いのか?そもそもランクブレインとは一体何なのか?

「ランクブレイン」の詳細は、Googleによって明らかにされていない為、現段階での「ランクブレイン対策」は非常に難しいのではないかと思われます。と言うよりも、ランクブレインは、ユーザー側の検索クエリに対して働く解釈機能なので、ウェブサイト側での対策というものは存在しないのかもしれません。ランクブレインの働きは、曖昧な検索クエリの意図をより正しく解釈する機能、つまりは「質問」精度を高めるものであり、コンテンツや被リンクなどの表示する「答え」では無いという事です。

これは私の見解になりますが、「ランクブレイン」はランキング要因ではあるが、対策を行えるSEO要因では無いと思われます。なので、SEO対策の方法は、これまでと何ら変わらないということです。

D編集者 | 2016年03月27日 | SEO
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