遂に、全世界で6000店舗を展開するアメリカの大手ファストフード店「タコベル」が、渋谷にオープンしました。
待ちに待ったあのフレッシュなジャンクフード!! ぜひ食べたいと、スタッフ一同が口を揃えて「社長、有休使えます?」と冗談半分(?)で熱弁するくらい、この再上陸は、多くの日本人が期待していたハズ!!
オープン前夜の7時から並び始めた行列は、開店時には200人を超えていたほど。
行列の人数は予想を超えていましたが、それよりも意外だったのが、日本在住らしき外国人の方々が、先頭だったことです。
さすがは、「タコベル」!! 世界中のみんなから愛されています。
さて、日本再上陸を果たしたタコベルですが、実はオープン当日まで、日本語オフィシャルサイトが、酷いことになっていました。
それは・・・・・・・・オフィシャルサイトの日本語が破茶滅茶なことになっていたのです。
どうやら、元の英語文に、グーグル翻訳を使用しただけのお粗末なもので、中にはブランドイメージをダウンさせるような和訳になっていたのです。
Cheesy Chips(チーズが乗ったチーズィーチップス)という商品名のはずが、日本語では「安っぽいチップス」と表記されていました。Crunchwrap Supreme – Beef(皮パリの最上級ビーフブリトー)という商品名では、「最高裁牛肉」と表記されていました。
まぁー、その翻訳が正しければ、最高裁判所が認定した牛肉なので、安心して食べられそうですが。。。。。
その他にも多くの文章が、意味の分からない内容になっていました。
翻訳も大きな問題ではありましたが、オープン当日までメニューが発表されなかったことについては、どのような効果を狙ったもの(又はただの遅延)かは分かりませんが、とても勿体ないと感じました。
全てではなくても、事前にある程度の情報公開は、PRとしての役割を果たしますし、口コミの拡散も大いに期待できます。
日本に進出した20年前と今日では、日本人の食生活もより欧米化されていますが、それだけで勝ち残れるほど、今のファストフード業界は簡単ではありません。
しかし、タコベルのCEOであるブライアン・ニッコルさんのコメントからは、明確なビジョンなどは打ち出されませんでした。
今後の戦略に期待したいと思います。
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