新しい広告表示オプションになりえる「プロモーション表示オプション」を、AdWordsが試験運転中。
AdWordsは、割引クーポンやバーゲンセールなどのプロモーション用の広告表示オプション「プロモーション表示オプション(仮)」を、現在テスト中であることがMozの調べで判明しました。
Moz.comのピート・メイヤーズ氏 (Pete Meyers)は、AdWordsのテキスト広告に、新しい広告表示オプションと見られる「プロモーション表示オプション(仮)」が表示されていることを発見したと、自身のTwiiterにてツイート報告しました。
Wow – one line of actual ad text, four lines of (different) extensions… pic.twitter.com/FTqpBbFDW9
— Dr. Pete Meyers (@dr_pete) November 14, 2016
この新しいプロモーション表示オプションの設定の仕組みは明らかになってはいませんが、恐らくクーポンコード欄は必須項目ではなく、オプションではないかと思われます。下の写真のテキスト広告では、「レビュー表示オプション」、「プロモーション表示オプション(仮)」、「サイトリンク表示オプション」、「住所表示オプション」、「電話番号表示オプション」など複数の広告表示オプションが使用されているため、若干埋もれている感じは否めませんが、既に顧客であるユーザーやブランド認知されている場合であれば、テキスト広告のCTRが高くなる可能性がありそうです。
但し、このテキスト広告に表示されるクーポンコードを使用(暗記して手入力?)するユーザーが、果たしてどのくらいいるかは疑問なところです。もし仮に、テキスト広告とランディングページ先のECサイトにてクーポンコードのAPI連携が可能であれば、このプロモーション表示オプションの効果は期待出来そうですが、そうでは無い場合だと、クーポンコードを確認するために検索結果ページに戻ること助長してしまい、無駄に離脱率を上昇させてしまう可能性があります。
現在、「プロモーション表示オプション」はテスト運転中のため、広告表示オプションの1つとして本採用されるかは未定ですが、個人的にはぜひ使ってみたいオプションの1つではあります。
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