米Yahooがトラフィックを増やすためにディスプレイ広告を利用している。
今年7月下旬にベライゾンによる買収が決まった米国Yahooが、ディスプレイ広告を通じて、競争率の高い検索クエリのトラフィック量を、無造作に増やしていたことが判明しました。
Search Engine Landによると、米国Yahooは、自社のディスプレイ広告を利用して、クリック単価の高い検索クエリの検索結果ページに、直接リンクを貼ってトラフィックを増やしていたことが分かりました。また、YahooトップページにあるTrending Now(下記画像の赤色ボックス)からも、明らかに検索トレンドではなさそうなキーワードを表示させ(赤色下線)、ダイレクトに検索結果ページにリンクを貼っていることも判明しています。
この無造作にトラフィックを増やす行為が、背徳であるか無いかは別問題として、殆どの広告主が、この事実を把握していない事を考えると、問題視されそうな行為である可能性があります。
但し、この行為による集客方法が、コンバージョンに良い結果を与えるのであれば、広告主には歓迎される手法であるとは思いますが、長期的に見るとユーザー離れを加速させてしまいそうな行為に思えます。
D編集者 | 2016年10月14日 | ネット広告
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