Googleが試験導入したモバイルファーストインデックスが、AMPページよりもデスクトップページを優先。
今年11月初旬に試験導入された「モバイル ファースト インデックス (Mobile-First Index)」が、AMPページよりもデスクトップページのインデックス(表示)を優先していることが判明しました。
今月5日にGoogleが正式発表した「モバイルファーストインデックス」は、モバイル対応(フレンドリー)のページが無い場合は、たとえAMPページが実装されていても、PCページを優先してインデックスする仕組みであることが、Googleのマイリ・オイエ氏 (Maile Ohye)が明らかにしたと、The SEM Postのジェニファー・スレッグ氏 (Jennifer Slegg)がTwitterで発表しました。
So @maileohye confirmed that in a situation where there is desktop and AMP, Google will index desktop for mobile first. #StateofSearch
— Jennifer Slegg (@jenstar) November 14, 2016
モバイルファーストインデックスは、ほとんどのGoogle検索がモバイル端末から行われているのにも関わらず、これまでデスクトップページでの評価を基に、ランキング順位を決定していたアルゴリズムを、モバイルページの評価によるランキング方法に変更したアルゴリズムになります。このモバイルファーストインデックスが本導入されれば、将来的にPCページからモバイルページに全ての軸が移ることになる(つまりは、モバイルページありきのデスクトップページに逆転する)ということになります。
しかし、超モバイルフレンドリーであるAMPページがあっても、モバイル対応ページ(モバイルフレンドリーページ)が無ければ、AMPページではなくデスクトップページを検索結果ページにインデックスする仕組みとなっているようです。
AMPページの存在意義は、モバイルファーストインデックスのものと合致しますが、現段階でのAMPページには、ナビゲーションバー等が無いため、技術的にインデックスさせるのが難しいのかもしれません。
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