Baidu(百度)がマップ機能とサービス拡張により、倍の利用数の獲得を計画中。
中国の大手検索エンジンであるBaidu(バイドゥ)は、Baiduマップの機能とサービスの範囲を拡大している事が分かりました。
世界でアクティブユーザーが約3.48億人もいるBaiduマップは、新たにマップサービスを106ヶ国まで拡張していることを明らかにしました。Baiduには、ワールドマップとしての基本的な情報が登録されていますが、旅行客が知りたい情報(アトラクションの営業時間や割引中のホテル、近くのショッピングモールなど)を、中国政府観光局を通じて取得しているとのこと。
このような詳細情報には、国や地域ごとに各120種類以上あるようで、このマップサービスの拡張により、Baiduマップ利用数が2倍(中国マーケット全体の70パーセント)になると試算しています。
オックスフォード大学とVisaの調べによると、2015年に中国人が海外旅行に消費した旅行消費額は、推定1370億ドル(約13.7兆円)と世界で最も旅行にお金を消費している国ですので、中国人観光客を狙うビジネスであれば、Baiduマップの対策が今後必須になるかもしれません。
D編集者 | 2016年12月1日 | テクノロジー
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