Amazonが「価格の自動設定」を導入。その設定の方法とは?

Amazonが価格を自動設定できる機能を追加したことにより、より激しい価格競争に突入か?

Amazonジャパンは、新機能である「価格の自動設定」を、今年8月31日に導入を開始しました。この「価格の自動設定」機能の追加により、これまで以上の価格競争に発展してしまうのではないかと懸念されています。

Amazonは、出品者が販売価格を自動で設定できる新しい機能を追加したことを明らかにしました。この「価格の自動設定」により、カードボックス価格、又は最安値を軸に、販売価格の上下設定が出来るようになりました。

例えば、商品Aのカタログページに、Amazonベンダー、競合他社、そしてあなたの会社が出品しているとします。仮に、Amazonベンダーがショッピングカートボックス(Amazonベンダーが取得しているケースが多い)を取得していて、競合他社が最低価格で商品Aを販売しているとします。しかし、あなたの販売価格が、ショッピングカートボックス価格よりも高かった場合、特別な付加価値や有利な条件が無い限り、あなたから購入するお客さんはいないと思われます。

そこで、今回導入された「価格の自動設定」が、とても役に立ちます。

Amazonの「価格の自動設定」では、これらの最低価格、又はショッピングカートボックス価格に対して、割増/割引を自動にて設定することが出来ます。例えば、競合他社の販売価格が950円(最低価格)、ショッピングカードボックス価格が1,000円、あなたが1,050円で販売しているとします(レビュー評価や発送条件等は全て同じと仮定)。この状況のままでは、あなたの商品が購入されることは無いと言っても過言ではありません。しかし、最低価格に対して50円の割引設定をすることで、商品Aを最安値より50円安く販売(この場合900円にて販売)する事が出来るので、購入される確率も断然高くなります。もし競合他社が890円に変更した場合、あなたの販売価格は自動で840円になるため、常に最低価格を維持する事が出来ます。

価格の自動設定では、下限と上限の設定をすることが出来るので、安く売りすぎてしまうことを防ぐ事も可能です。割増/割引の価格は、直接的な金額だけではなくパーセンテージの指定も出来るので、商品の価格帯に応じた割増/割引も設定できます。

Amazonの「価格の自動設定」の方法

価格の自動設定は、1SKU単位から可能なので、まずは1商品で試してみることをお勧め致します。下の写真では、最低価格より5パーセント安く設定した場合の画面キャプチャーになります。

「価格の自動設定」を設定する項目は、以下の通りになります。

今回導入されたAmazon「価格の自動設定」は、とても便利で戦略的に価格の設定を自動で行えることが出来る反面、これまで以上の価格競争に突入する可能性があります。なので、事前にA/Bテストを行い、本格的に導入するか検討することをお勧めします。

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